実践気功講座 その6「龍鳳掌」初回を行いました
先日ご案内しました、実践気功講座 その6「龍鳳掌」 の初回を行いました。
まずは講師の前島先生から気功について、龍鳳掌についての基礎的な話を体験を交えながら説明いただきました。「気」というと特別なものと思いがちですが実はとても身近なもの。気功について学べば学ぶほど「万物は気からできている」という発想を知ることが出来るでしょう。でも実感していくにはトレーニングが必要ですね。
さて龍鳳掌という名ですが「龍」と「鳳(凰)」という伝説の生き物2つの名が連なるとても崇高なもので、私が初めて聞いた時は「なにか解らないけどとにかく凄い功法に違いない」と思っていました。当時はそのうちの一部分を学ませていただき太極拳や八卦掌の纏糸のトレーニングとして受け取っていました。他の先生についていらっしゃる方と龍鳳掌の話になると同様の部分のみを知って練功している方しかおらず龍鳳掌はこういうものだろうと思っていました。
ところが数年前に前島先生から教えていただいた龍鳳掌は前後左右上下の動きを11のパートに分け実践的なトレーニング方法になっていました。もちろんその中に私が学んだ部分も入ってはいましたが、脊髄の動き・煉形(連携)の要求が高く武術要素の高い気功のトレーニングであることを知りました。
また、龍と鳳(凰)は陰と陽を示し陰陽のトレーニングであることも伝えていただきました。
今回もその部分から伝えていただいてから気功ストレッチ、龍鳳掌の動作全てをサラリと流したうえで前半1/3を詳しく解説しながら繰り返し練功してくださいました。
今回ご参加くださった12名の方々は太極拳を長く練功していたり、朝活にあしげく通ってくださったり、私が講師を勤めさせていただいた公民館企画の「八卦掌」や「花架拳」にもご参加くださった方々。体が緩んだうえでの伸びを知りだいぶ体が自由に動くようになってきている姿を嬉しく観ながら私も一緒に練功させていただきました。
なかには4回全て参加できない方もいらっしゃいますが前島先生は上手にフォローしてくれますのでじっくりと楽しみながら練功していきましょう!
残り3回よろしくお願いいたします。