選ぶ基準をどう持ちますか?

この約3年で多くの方の意識が変わったと感じています。
それは健康への意識。特に昨年はたくさんの相談をうけました。

私が相談を受ける一番数多い内容は運動に関して。
次いで養生、飲食や生活習慣に関すること、更に季節の過ごし方についてです。

運動のお勧めは

私がお勧めする運動はやはり太極拳と気功です。

なぜその2つなのかというと、身体への、内臓への、過度な負担がなく、でも全身を少しづつ強く快調に改善することができるからです。

”過度な負担がない”
ということは大切なことと感じています。

例として私の経験あるスポーツのなかから自転車を例にお話ししますね。
私はつい追い込んでしまうところがあって、心拍が190を超えることもありました。当時は良し悪しがわからずやっていましたが、心臓に大きな負担があったようです。結果、家系的に不整脈を持っている私は、家族の誰よりも不整脈が出るようになってしまいました。

もちろん取り組み方に問題があったこと今ではわかっています。
目的が健康でしたら、軽い負荷程度でとどめれば良いのでしょう。でもそのスポーツが好きになって本気度が高まると負荷(負担)が大きくなっていってしまうこと想像できると思います。

そんな経験から私がお勧めする”基準”は『過度な負担がなく、でも身体を元気に変えられるもの』とお話しできるようになりました。

もう少し丁寧に伝えると「より良いもの」ではなく『負担の大きすぎないもの。コツコツ繰り返すなかで少しづつ良く変われるもの』と言うことができます。

太極拳と気功 どっち?

「太極拳と気功どちらがお勧め?」と聞かれることがあります。
その時は
「どちらもお勧めですが、強いて言うなら太極拳は型がややこしいのが難点」
と包み隠さずお話ししています。

目的が「健康」一択でしたら型が多くなくシンプルに反復できる気功法「仙人長寿功」は、ほんとうにオススメです。

「型の上達も楽しみ味わいたい」
と、目的をもう一つ足せるようでしたら太極拳をお勧めします!

とはいえ、私の太極拳のクラスは仙人長寿功もメニューに入っていますので、太極拳クラスを選んでいただければどちらも取り組んでいただくこと可能です。

「型を覚えるのは大変…」
と、感じる方は気功レッスンでシンプルに集中して行うことをお勧めします。

他のシーンでも役に立ちます

「より良いもの」でなく「負担の少ないもの」を選ぶ目線は運動を選ぶ時だけでなく、生活のなかでも役立ちます。

人生は選択の連続です。
小さなことで言えば「今日の昼食は何にしよう?」なんてことも選択の一つですね。

日々のなかで些細な内容も多い”選択”ですが、毎日繰り返す事柄は年数を重ねて大きな変化につながります。なので「どう選ぶ?」という目線と基準は大切なことですね。

太極拳・気功に『気養生』の学びを合わせると目線と基準をしっかりと地固めできます。

7月から気養生のプチ講座を催していきますので体験してみてください。
詳細は近日おしらせしますので楽しみにお待ちください。