はじめに

太極拳はとても多くの種類がありますが、私は日本では稀な「葉式太極拳」を通して太極拳の深みを学びました。

時を同じくして、形意拳・八卦掌を恩師から学びました。

その後、崆峒派 燕飛霞老師から花架拳を中心にいくつかの武術を、馮志強老師から「陳式太極拳二十四式(※1)」と基礎練功法の「混元気功」を学ぶ機会をいただきました。

現在は、道教 崋山派の「仙人長寿功」をはじめとした気功を学び過ごしています。

レッスンでは「仙人長寿功」「陳式太極拳二十四式」を最初に学んでいただき、次第に「葉式太極拳」に進んでいただきます。

太極拳は最初は難しく感じるかもしれませんがじっくりと時間をかけて取り組むなかで、動きに慣れ、理解が深まり、楽しさを感じながら身につけていくことができます。

太極拳の良さは誰もが上のレベルまで行きつくことができるカリキュラムが出来上がっていることです。

動作で大切なことは「全身を正しい順番でくまなく使う」ことです。

心と身体をリラックスさせ意識と動作を合わせ、緩やかに正しく動くことで少しづつ理解を深めていくことができます。

形だけにとらわれることなく「身法」という意味での動作を身につけてください。

知れば知るほど、身体と心はこんなに自由なのだと理解でき果てること無く日々愉しんでいただけます。

ご興味ある方は気軽に体験からいかがですか?

※1. 馮志強老師といえば「陳式混元太極拳二十四式」が有名ですが、私は”混元”という名がつく前に学んだからでしょうか、現在日本で”混元”の套路を伝えている方々とは少々様子が違っています。