食生活のおはなし

先日のことですが、休日に娘たちと一日中遊んで帰ると妻が緑豆のカレーを作ってくれていました。

カレーといえばライス・ごはん・お米でしょうけれど、他のものがいいな〜と冷蔵庫を見ると焼きそばがあったので麺をしっかりと焼いて、その上にカレーを乗せていただきました。美味〜。

食べる時にはもう少々スープを加えていただきました

このカレーには…

・素食(菜食)ということ
・熱とりをしてくれる緑豆と夏野菜(自作・ご近所さん作)が使われていること

という要素がありまして、私の食生活にとってとてもありがたいものだったりします。

レシピは過去に行った「素食のススメ」で前島先生から教えてもらったもの。「レシピをベースにお家の味にアレンジしてくださいね」というメッセージ通り妻流のアレンジが加えられています。

以前おしらせしました菜食のお料理教室「素食のススメ.5」を行いました。 この会は、薬膳を知りたいという声をいただいたことからはじまりました。 前島先生にその希望を伝え相談すると 「薬膳になると定義が難しくて、普段から取り [&]

私の食生活は「素食」です。

日本では聞きなれない言葉なので最近では「ビーガン」と伝えるとすんなり解ってもらえることが多いです。そういう時代なんですね。

素食・ビーガンをもっと簡単に伝えると「菜食」です。ビーガンという言葉を掘り下げると菜食のなかにも細かい規定のようなものがあるので私は「素食」がしっくりくるなぁと思いながら過ごしています。

私が素食を行うのは…

・健康法として
・太極拳・気功などの修行者として

といった理由からです。

素食を続けると体は軽くすっきりとし調子が良いです。
その背景には養生法として学んだ「地のもの季節のものを選んで戴く」という方法も功を奏しています。ただ”生きているものを摂らない”というだけではこう過ごせないと思います。

そういったことを宋老師の薬膳講座で、田邊先生の”気養生”の授業で学ばせていただき妻にも伝え、更に前島先生の「素食のススメ」には妻も一緒に参加してもらい知ってもらうことで食生活を支えてもらっています。

私が素食をはじめたとき「食べられるものだけ食べるから気にせずこれまで通りやってくれれば良いよ。食べられないものがあってごめんね。」と妻に伝えました。私のことに妻や娘たちを巻き込むのはいけないでしょうと思ったからです。

「ふ〜ん」と最初は興味なさそうだった(むしろめんどくさそうだった 笑)妻も気づけば肉そのものを食べることがなくなり魚も摂らなくなりました。食べると胃もたれを中心に体調が悪くなることに気づいて食べたくなくなったそうです。また食材選びの目線も変わってきているように見えます。

心配したのは娘たちのことでした。やはり自然と食べたくなくなったようで学校給食で少し悩む時期がありました。先生に相談したところ今の学校では「食べなさい」ということはないので安心してという声をいただき、配膳時に娘たちから「これは少なめにお願い」と言えるようになったことで解決しました。

ずいぶんと長くなってしまいました。

今日のブログでは

・「素食のススメ」また行っていきます
・前島先生のレシピが生活のなかで生きてます
・情報過多の日本ですが引き算した生活が返って調子いいですよ
 (最後の一文は少々語弊ある部分もありますが)

というメッセージと共に

素食をはじめたいけど家族との関係性・バランス(?)で悩めるという同朋に向けてのメッセージでした。

私の作れるものって相変わらず蒸す・炒める程度のシンプルなものとお粥くらい。

妻には感謝しかありません。

:追記:
気功の修行者の菜食は「五葷」を摂らないことも記しておきます。
五葷(ごくん)というのは、にんにく・ニラ・ネギ・玉ネギ・らっきょう などのことを指します。